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【インタビュー】全国を繋ぐ物流企業〜地域と”共存”する環境への取り組みとは?〜

はじめに

本インタビューでは、太陽光PPAサービス導⼊後の変化や取り組み、名鉄運輸グループのSDGsへの想いについて、執⾏役員名古屋⽀社⻑の横⼭清様にお聞きしました。

当社は関係会社を含め北は北海道から南は九州まで、全国ネットワークで結ぶ、BtoBを中⼼とした物流企業でございます。
路線貨物に加え、流通倉庫事業や貸切貨物と、⼩ロットから⼤⼝貸切まで担っております。
名鉄運輸グループは、「礼儀正しく、明るく元気よく」を⾏動スローガンとし、「We’re Koguma」をキャッチフレーズにグループ⼀丸となって、⾼品質の運輸・物流サービスの提供を通じ、より豊かな地域社会の実現に貢献したいと考えております。
その⼀環として、多くの企業が脱炭素に向けた取り組みを実施するなか、2023年4⽉にオープンした名鉄トラックターミナル中部の屋根上に太陽光PPAサービスを導⼊しました。

SDGsへの想い。業界の先駆者としての意志決定

Q.名鉄運輸グループが考える環境への取り組みとは

グループとしても、環境問題は、ここ数年⼤きな課題として捉えています。
太陽光パネルの導⼊は3施設⽬で、今回導⼊した名鉄トラックターミナル中部が1番⼤きな規模になっています。
他にも、環境活動の⼀環としてEVトラックを導⼊しました。
2024年10⽉現在、同業者のなかでも1番実績が多く、業界の先駆者として、SDGsの観点からも、導⼊かつ増⾞しています。
また、当社のEVトラックを使っていただくお客様には、例えばトラックの横に、当社のキャラクターロゴとお客様のロゴをコラボしたイラストを載せるなど、ともにSDGsに取り組めないか、ということを提案し始めております。

まさに、2024年問題対応がコンセプトの新しい施設

Q.名鉄トラックターミナル中部の特徴について

この施設は、倉庫とトラックターミナルが複合しているところが特徴で、これはまさに2024年問題(※)対応のコンセプトをもった施設です。
(※)2024年問題とは、働き⽅改⾰法案によりドライバーの労働時間に上限が課され、⻑距離で物が運べなくなる問題が懸念される社会問題のこと。

2024年問題が⽣じるとお客様のニーズに合った配送が出来なくなる可能性があります。
そこを考慮して、当社の倉庫で荷物(商品)をお預かりして、出荷の代⾏を⾏います。
3階から2階、2階から1階のトラックターミナルに下ろすと⼤型⾞が49台、⼝を開けて待っているので全国の窓⼝としていつでも配送可能な施設になります。
お客様からするとギリギリまで注⽂と発注を受けられる、当社としても集荷に伺うことなく、お預かりした荷物(商品)を上から下に下ろすだけで発送が可能になりますのでお互いWin-Winの関係性を築いた施設だと思っております。

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