アイグリッド

「遊びx学ぶ」エネルギー教育プログラムで 小学生に電気の大切さを伝える

アイグリッドでは、放課後NPOアフタースクールと共に、放課後の時間を利用して子供たちに電気の大切さを教える「エネルギー教育プログラム」を始めました。

初めて開催したのは2020年10月。当初は2020年春に実施予定でしたが、新型コロナの影響により延期を余儀なくされました。その後実施の議論を重ね、10月にオンラインでの実施という運びとなりました。

子供から大人へ、未来へと変化をつなぐ

なぜ、子供たちに伝えたいのか。

それは、電気を当たり前のように使っているけれど、なぜ大事なのか知る機会がないから。

環境問題は誰もが「なんとかしなければ」と思っていても実際行動に起こすのは難しい、何をやればよいのかわからないと思ってしまうものです。

子どもは大人が思うよりもはるかに社会を見ていて、悪いものは悪い、良いものは良いと感じられる、とても大切な時期です。環境問題を子供の目線で知ることで、自然と行動を変えることができると考えています。

ゲーム感覚でエネルギーの仕組みを理解することで、子供たちが積極的に節電に取り組めるようになれたら。

地球環境を良くしようという想いと行動変化を、子供から大人へ、そして社会全体に広げることができたら。

そんな思いで放課後NPOアフタースクールのみなさまと一緒にプログラムを作りました。

ゲームで遊んでエネルギーを学ぶ「グリすご」とは?

このプログラムは、「グリすご」というすごろくを使って節電や地球温暖化について学んでいきます。

普通のすごろくと違うところは、サイコロではなく、カードを使って自分の駒を進めていくところです。

盤面はとてもシンプルで、カード自体に意味を持たせています。

カードには電力発電の種類や子供たちが日常の中でできる節電方法が書かれており、地球環境に良いこと、良くないことを考えながら駒を進めていきます。

また、子供たちに自分で考えた節電アイディアをカードに書き込んでもらい、オリジナルカードを作って実際にゲームで使用します。オリジナルカードづくりを通じて、子供たちが自分の生活を振り返り、「何か節電できることはないか」と考えるきっかけを作り、自発的な節電行動を促します。

参加した子供たちからは、

「さいころじゃなくてカードでやるのが楽しかった」

「せつ電のことも学べて、妹ともやりたいです」

「自分でカードをつくるのが楽しかった」

「せつでんやかんきょう問題についてもっともっとしりたいとおもった」

「どんなことにとりくめばいいのかとてもわかった!」

「いろんなカードがあって楽しかった」

「電気のつかいすぎをしないように、自分は何ができるか考えることが大切だと思いました」

といった声を聞くことができました。

楽しく学んだ知識を持ち帰り、家族みんなで節電行動を実践していただくため、プログラム終了後に“1週間チャレンジシート”を配布し、ご家庭での節電行動を報告していただいています。学校だけなく、家族みんなで“グリすご”で遊ぶことで、家庭内のコミュニケーション促進や、身近なところから地球環境を守る、意識していく心が芽生えることを期待しています。

アイグリッドは今後も子供たちと共に、SDGs問題に取り組む仕組みづくりを行っていきます。

「子供が楽しくはじめると、親も、大人も、社会も動き始める」私たちはそう信じ、未来を担う子供たちに電気の大切さを伝えていきたいと考えています。

「遊び×学ぶ」エネルギー教育プログラム紹介動画

実施概要(履歴)

日時:10月29日(木)15時40分~(60分)

場所:谷中小学校 放課後子供教室

対象:小学校3年生以上(2年生も可)

放課後NPOアフタースクールについて

安全で豊かな放課後を日本全国で実現するために、学校施設を活用し、地域と共に子どもの育ちや学びを応援する放課後の居場所「アフタースクール」を運営、モデルを展開しています。さらに、多種多様な企業と連携した教育プログラムを全国各地で実施。子ども達の放課後に社会の力を集めて新時代を切り拓く力を培うことに挑戦するNPO法人です。

  • 社名:特定非営利活動法人 放課後NPOアフタースクール
  • 本社所在地:〒113-0033東京都文京区本郷1-20-9 本郷元町ビル5F
  • 代表者:代表理事 平岩 国泰
  • 従業員:280名
  • 設立:2009年 6月
  • 会社HP:https://npoafterschool.org

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