【インタビュー】堀米雄斗選手／怖がらずまずは一歩踏み出す。チャレンジするマインドを持ち続ける

2022年1月からアイグリッドのイメージキャラクターに就任したスケートボーダーの堀米雄斗選手。世界最高峰のストリートリーグ連覇、日本人男子初の世界選手権優勝、さらに東京オリンピックでは日本人初の金メダルを獲りスケートボードというスポーツの新しい未来を切り開いています。イメージムービーに出演いただいた堀米選手に撮影のエピソードや、エネルギーに対するイメージなどについてお話を伺いました。

——今回イメージキャラクターへの話があった時、アイグリッドやエネルギーに対してどのようなイメージをお持ちでしたか？

エネルギーに関しては、ごく当たり前に使ってたものだったので正直意識していませんでした。アイグリッドさんからお声がけいただき、クリーンなエネルギーを広げていっているということを聞いて、身近な電気から環境を考えるということを知りました。そして、誰もやったことがないこと、新しいチャレンジをするマインドには深い共感を覚えました。クリーンなエネルギーが当たり前になる世の中、そうしたニューバリューを作っていくという理念は、スケーティングする上で常に僕が意識していることと通じると思いました。

——今回オリンピックにおいてスケートボード種目で史上初の金メダル獲得おめでとうございます。様々な努力、苦労があってのメダル獲得だったと思いますが、堀米選手の原動力となっていることは何でしょうか？

練習、大会を含め常に怪我と隣り合わせのスポーツです。着地に失敗したりすると本当に痛いんです（苦笑）。でも、それでも成功した時の達成感は最高です。痛い、怖いと正直思う時もありますが、それでも一歩踏み出してみる。とりあえずチャレンジしてみないと前に進めない。という気持ちで取り組んでいます。

——今後スケートボードをどのようなスポーツにしていきたいですか？これからの目標を教えてください。

今回オリンピック正式種目となり、メジャースポーツとして認められたことでスケートボードの新しい時代が始まったと思っています。このことで子ども達も関心を持ってもらいましたが、まだまだスケートボードの練習場は日本には少ないのが現状です。なので、これから「海外に行きたい」とか「海外で活動をしたい」という子供たちが出てきた時にロサンゼルスを拠点に活動をしている僕が橋渡しとしてサポートできればと思っています。そしてスケートボードの楽しさや魅力をどんどん発信していってスケートボード界を盛り上げていきたいです。

——イメージムービーをご覧いただきいかがでしたか？

本当に僕の1日の生活を撮っていただいた感じなので、楽しんでもらえるかな？とも思ったりもしましたが、出来上がった映像はとてもいい感じだったのでたくさんの人に伝わるといいなと思っています。

今の自分のスケートスタイルは、仲間から「クリーンに滑る」みたいなイメージがあるのですが、それと重なり合うような映像になっています。すごく気に入っているので是非見てほしいです。

——普段堀米選手が行っている「環境によいこと」はどんなことでしょうか？

僕は幼いころから無駄遣いしないことを教えられてきたので、家の電気をこまめに消したり、食材をうまく使いきれるよう工夫したり、電気自動車に乗ったりして自分なりに環境を意識して暮らしています。海外では比較的電気自動車に乗っている人も多いので、現地で生活するための車を購入するにあたってもごく自然に電気自動車を選びました。電気自動車に乗るようになってからエコへの意識がさらに高まったかもしれません。

——ムービーを通じて伝えたいことはありますか？堀米選手からメッセージをお願いします！

クリーンなエネルギーが当たり前になる世の中、そうしたニューバリューをもつアイグリッドさんと一緒に多くの人にクリーンエネルギーの当たり前さ、大切さが届けばいいなと思っています。ムービーはメッセージ性もある作品なので、多くの人にシェアしてもらえたらうれしいです。

堀米選手出演のイメージムービー

堀米 雄斗選手プロフィール

SKATEBOARDER

堀米雄斗（ほりごめゆうと）

1999年1月7日

東京都出身

スケーターであった父親の影響で6歳からスケートボードを始める。10代はじめからは国内の大会では常に上位にランクイン。高校卒業後に本格的に渡米。

2017年にスケートボードで世界最高峰のコンペティションであるストリートリーグ初参戦からいきなり表彰台を連発。2018年には見事初優勝を果たし、同年の３大会すべてを制する。2019年には上海でのX—GAMESを日本人として同種目初制覇、またロサンゼルスでのストリートリーグを制すると、世界選手権でも準優勝を果たした。コロナによるシーズン中断が明けた2021年には世界選手権を初優勝して雪辱を果たし、続く東京五輪では逆転で見事金メダルを獲得。同種目初代王者として歴史に名を刻んだ。

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