引越し前後でやることとは?荷造り・手続きなど段取り良く進めるためのチェックリスト
みなさん、引越しの経験はどれくらいありますか?慣れている方でも数年に1度などのペースではないでしょうか。過去に経験があっても、いざ引越しが決まると「何をしなければいけないんだっけ!?」と悩むのでは?
そこで今回は、引越しでやるべきことを期間ごとに優先度順にまとめてみました。
引越しが決まったらすぐにやること
急な引越しが決まった時、新居の契約が済んだ時、すぐやるべきことは以下です。
■現在の住居や駐車場の解約
近場への引越しの場合、半月程度、契約期間を被らせておくと、荷物の運び出しなどに余裕が持てますが、遠方への引越しの場合は契約期間が被ると単純にもったいないですよね。それぞれ良いタイミングで契約期間を始められる/終えられるようにしておきましょう。
■インターネットプロバイダの契約変更
インターネットの回線は、引越しのシーズンになると開通までに1ヶ月以上かかる場合もあります。事前に現在の業者を引越し先でも使うのか、それとも新しい業者に変えるのか、しっかり検討して準備しておきましょう。賃貸へ引っ越す場合は物件に回線が整備されていることもありますので、事前に確認が必要です。
■電話の移設手続き
固定電話の移設は、116番に電話またはインターネットで 行えます。引越しシーズンには2~3週間ほどかかる場合もありますので、早めに連絡しておきましょう。
■新居の下調べ
荷物の搬入の際に「通路幅の問題で荷物が運び込めず、泣く泣く当日処分」など、トラブルにならないよう、道幅、ドアの大きさ、エレベーターの有無、間取りなどを確認しておきましょう。
■不要品(粗大ゴミ)の処分
住んでいる自治体にもよりますが、粗大ゴミの回収までに2週間~1ヶ月以上待たされる場合もあります。
■家電製品等の処分
粗大ゴミで出せないもの(リサイクル家電など)は、原則として購入したお店に処分を依頼しましょう。
■引越し業者選び
引越しの日程を決めたら、その日に稼働できる業者を探して見積もりを取りましょう。
新居へ持って行くもの、処分するものを決めておかないと、正しい見積もりを取ることができませんのでご注意ください。
■転校の手続き
お子さまがいる場合には、学校の先生に引越しのことを伝え、在学証明書・教科用図書給与証明書などを受け取りましょう。転校先へは、このほか、区から発行される学校指定通知書の提出も必要です。
■荷造りの開始
すぐには使用しないシーズンオフの洋服や本、CDなどはどんどん荷造りしていきましょう。これを機会に不要なものを処分することも大切です。
引越し1週間前までにやること
引越し1週間前ともなると、バタバタと忙しくなってきます。ラストスパートに向けて頑張っていきましょう!
特に各種サービスの住所変更の申し出が必要なので、自身がどのようなサービスを受けているか、どこで手続きをする必要があるかをしっかりと把握しておきましょう。
■転出手続き
役所の窓口で転出の手続きを行いましょう。これを忘れてしまうと、新居の自治体で転入手続きをすることができません。役所の窓口は手続きが行える曜日や時間が限定されますので、要注意です。
■冷蔵庫の整理
冷凍食品や調味料、日持ちのする食材などは計画的に利用して中身を整理していきましょう。ゴミの回収日をしっかりとチェックし、処分忘れが起きないようにしましょう。
■ゴミ出しの計画を立てる
引越し当日に捨てられなかったゴミがあると困ります。引越しまでにどの曜日にどのゴミを捨てるか、しっかり計画を立てておきましょう。
■郵便物 ・宅急便の転送手続き
郵便物は郵便局またはインターネットで転送手続きを取りましょう。ヤマト運輸では宅急便を新居に転送してくれるサービスもあります。
■新聞や食材宅配サービス等の住所変更
こちらも忘れてしまうと旧居に届いてしまい、無駄になってしまいます。必ず新居に届くようにしておきましょう。場合によってはこれを機会に継続するか、別のサービスを利用するか検討するのも良いかもしれません。
■ペットの手続き
ペットの中でも犬を連れて引越しをする場合は、狂犬病予防のため手続きが必要になります。市区町村役所の窓口で手続きをしておきましょう。
また、犬以外にもヘビやトカゲ、タカやワニ などの特定動物も引越し先の都道府県知事または政令市長へ届け出る必要がありますので事前に調べて手続きしておきましょう。
■電気、ガスの移転手続き
契約中の電力会社・ガス会社へ最終の利用日を連絡するなどして解約の手続きをしましょう。その際、新居での利用開始時の立会いの有無や、電気のアンペア数の確認もしておくと良いでしょう。
また、転居先での利用開始にあたっては、より安い会社を探して利用開始申込みをするなどライフラインの見直しをするのも良いでしょう。電力の小売全面自由化後は、電力会社の選択肢も増え、さまざまなプランを選ぶことができます。環境にやさしい電気や、電気をよく使う時間に合わせた料金プラン等、自分に合った電力会社を選びましょう。
■水道の移転手続き
水道局等で手続きを行いましょう。
■新居の家財配置図の作成
どこに何を置くかを事前に決めておかないと、引越し当日に部屋がもので溢れてしまいます。荷造りをする際に、どの部屋に置くかを段ボールへ書いておくことも忘れずに!
■ご近所へのご挨拶
これまでお世話になった方たちに挨拶をしておきましょう。特に賃貸の場合はお隣や階下の方に引越し日と時間を伝えておくと、騒音トラブルになりにくいです。
引越し前日までにすること
いよいよ明日は引越し。業者が来る時間にもよりますが、当日にバタバタしないよう、しっかりと準備しておきましょう!
■冷蔵庫のコンセントを抜き、庫内掃除を行う
計画的に中身を処分できていれば、前日にコンセントを抜いて中を軽く拭いておくだけでOKです。
■テレビなどの家電の整理
配線を外してまとめておきましょう。どのケーブルがどの機器に付いているか分からなくなりそうな場合は、養生テープなどで機器に貼り付けたり、ケーブルにテープを巻いてそこに用途を書き込むなどしておきましょう。
■石油ストーブの灯油を抜く
時期にもよりますが、余った灯油をそのままにして運ぶと火災のもとになります。きちんと使い切りましょう。どこかに捨ててしまうのは不法投棄ですし、下水や土に埋めるなどはもってのほか。 使い切れない場合は知人に譲ったり販売業者に引き取ってもらったりしましょう。
■旧居の清掃
最近の賃貸住宅では、退去の際に掃除が不要という契約も増えていますが、汚れや傷があった場合は追加で料金を取られることも……。最低限の清掃はしておきたいですね。
■パソコンのバックアップ作成
引越しの際にデータが破損する可能性はゼロではありません。万が一に備えてバックアップを取っておくと安心です。
引越し当日にやること
いよいよ引越し当日。気力も体力も使いますが頑張りましょう!
■前夜から当日使ったものの整理
タオルや歯ブラシなど、前夜から当日で使ったものを段ボールに入れて最後の梱包を済ませましょう。
■電気、ガス、水道の使用停止
ガスの閉栓に立ち会いが必要な場合があります 。また、最後に電気のブレーカーを落とすことをお忘れなく。
■忘れ物のチェック
遠方への引越しの際、忘れ物をしてしまうと大変です。ちょっとしたものでも落ちていないか、各部屋をしっかりチェックしておきましょう。
■旧居の明け渡しと鍵の返却
不動産会社立ち会いのもと、部屋の傷や汚れのチェックを行います。また、その際に鍵の返却も行いますので、引越しが何時頃に終わるのかを伝えておくと無駄な時間ができません。
引越し後にすること
いよいよ新居に到着。新生活に向けてもうひと頑張りしましょう!
■新居の掃除
荷物が届く前にしっかりと掃除をし、場合によっては害虫駆除の燻煙剤を使うなどしておくと安心です。
■ご近所への挨拶
一般的には昼過ぎ~夕方頃が良いと言われています。遅くなりそうな場合は翌日以降にしておきましょう。
■荷物の確認
引越し業者とともに、搬入された荷物の数や状態を確認しましょう。特に家電などは、「壊れているように見えなくても、実際に使用してみたら電源が入らない」というようなトラブルもあります。できるだけ早めに動作確認を行いましょう。
■電気、ガス、水道などの開通確認
ライフラインがきちんと使用できるかの確認を行いましょう。
■各種住所変更の手続き
銀行口座や運転免許証のほか、クレジットカード会社や保険会社、通販サイトなどの住所を更新しましょう。
■各種転入の手続き
役所や学校に転入の手続きを行います。引越し後2週間以内など、期間が決められているものがありますので、忘れずに行いましょう。
引越しに関するやるべきことを優先順にまとめてみましたが、いかがでしょうか。今回ご紹介したものは、一般的なリストなので、お住まいの環境や、一軒家なのか賃貸なのか、同じ自治体なのか遠方への引越しなのかで色々と変わってきます。
このリストをもとに、ご自身で改めて何をしなければいけないかというリストを作るのがおすすめです。
また、引越しは心機一転、身の回りを新しくする良い機会です。断捨離をしたり、ライフラインの見直しをしたりしてみてはいかがでしょうか。
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