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【インタビュー】

有限会社バディー 代表取締役社長 /モッズヘア (mod’s hair)足利店 オーナー 今泉 裕之さん

2021年3月に発足したアイ・グリッド・ソリューションズの「CO2ゼロアクション プロジェクト」。このプロジェクトは、アイグリッドが提供する再生可能エネルギーの電気ブランド「スマ電CO2ゼロ」やCO2削減アクションを推進するエネルギーマネジメントシステム「エナッジ」などを通じ、お客様と一緒に脱炭素社会実現を目指し、CO2ゼロの輪を繋げていくプロジェクトです。今回は、モッズヘアを16店舗経営する有限会社バディーの今泉裕之さんにグリーンエネルギー導入の経緯やSDGsへの思いなどお聞きしました。

—今回賛同いただいたきっかけをお教えください

最近よく見聞きするようになったSDGsという言葉。よく聞くけれど詳しくはわかっていませんでした。

そんな時に理美容SDGs推進協会の代表理事の半澤さんから再生可能エネルギーの電力についてお聞きしました。 いくつか電力会社を紹介してもらい今回アイ・グリッド・ソリューションズのスマ電CO2ゼロの電気プランを選ぶことにしました。

電力の切り替えというのは、かなり面倒なイメージがあったのですが、実際話を聞いてみると現状の電気契約書をアイグリッドさんに確認してもらって後はお任せ。 複数店舗を経営している私としては、手続きも簡単でとても助かりました。

手続きが面倒というネックが解消でき、かつ環境によいことができるのであれば、やらないほうがもったいないと感じました。 また、環境にいいものは「高い」と思っていましたが、実際は価格面でそこまで上がることもなかったので経営面でも安心して切り替えを進めることができました。美容業界や他業界でも同じ経営者である仲間にも是非進めたいと思っています。

こうした電気の切り替えを通じて改めてSDGsについて調べてみると、環境への取り組みだけではないことを知りました。 働き方やジェンダーなど。持続可能な社会の実現には多方面にわたる取り組みがあるので、我々美容業界でも意識をしながら取り組んでいきたいと思います。

—美容業界でのSDGs。実際取り組めることについてどのようにお考えでしょうか。

SDGsの8の目標である「働きがいも経済成長も」は、特に美容業界は達成しやすいのではないかと考えています。

というのも、コンビニが約5万5千店舗と言われる中、理容室美容室を含めると約37万店舗もあります。店舗での雇用を促進し、多様化する働き方にも柔軟に対応できたらと考えています。現役美容師の男⼥⽐は26:74 と7 割近くが⼥性です。他業種と⽐べて⼥性が多い職業になります。そこでまずは⼥性美容師が安⼼して美容師を続けられる働き⽅の環境づくりをしています。

産休育休はもちろんパートナーの男性美容師にも育児休暇を推進しています。また、⼦育て中に⼥性美容師スタッフのキャリアプランが途切れないように時短勤務正社員やフレックスタイム勤務へと柔軟に対応したり、完全週休2 ⽇制の導⼊や⽇曜⽇を休⽇にして家族と⼀緒に過ごす時間を優先できるようにしたり多様化する働き⽅のニーズに答えて⾏けるように取り組んでいます。

―今泉様ありがとうございました。電気の切り替えをキッカケにSDGsへの理解を深め、できることからすぐに実践される姿勢、スピード感が素晴らしいですね!

美容院は私たちの生活に欠かせない場所。美容院で再生可能エネルギーが使われることで、お客様の意識も変わるかもしれません。美容院からCO2ゼロの輪が繋がり、さらに大きな輪になることを願います。

 

ご紹介

有限会社バディー 代表取締役社長

モッズヘア (mod’s hair)足利店 オーナー

今泉 裕之さん

■店舗情報

モッズヘア (mod’s hair)足利店

〒326-0823 栃木県足利市朝倉町460−2

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